JAあいち豊田、24年度めどに店舗再編 10カ店統廃合し営業基盤強化
2022.02.08 19:25あいち豊田農業協同組合(愛知県、石川尚人組合長)は、2024年度をめどに店舗再編を進める。営業店を統括するブロック制の再編成にも着手する見通しで、営業基盤を強化して収益拡大を目指す。
店舗戦略を進めるにあたり、重視するのは「収益性」。具体性と将来性を展望するため、計画の策定では「データを活用する」(金融部)方針だ。
再編対象は金融関連の40カ店。店周の事業所数や経済環境、顧客層のほか、1カ月間の来店客数などから統廃合店舗を選定する。最終的には30カ店体制とする予定。捻出した人員は近隣店舗に集約し、訪問・営業活動の強化につなげる。
ブロック制の見直しは、現在10人のブロック長を22年度から6人とする計画。ブロック長が陣頭指揮をとる店舗も選定する。