豊田信金、豊田市の人材マッチング支援　ふるさと応援団を活用

豊田信用金庫（愛知県、藤嶋伸一郎理事長）は、豊田市の「外部人材マッチング活用による中小企業経営活性化プロジェクト」を信金中央金庫の「SCBふるさと応援団」に推薦。1000万円が採択され、2月8日、市役所で贈呈式を開いた。

同プロジェクトは、商品開発や業態転換など中小企業経営者が抱える課題を解決するため、「副業・プロボノ人材活用プログラム」として、中小企業と専門的な知識や経験を持つ人材、トヨタ自動車の社員らとマッチング。企業の課題解決を図り、地域内外の人材交流を促進するもの。

同信金では今後、トヨタのプロボノがサポートする2事業者へのモニタリングを通じ、資金支援や解決策を提供する。

藤嶋理事長は「人材のマッチングを通じお客さまの売り上げ増加に貢献していきたい」と述べた。信金中金名古屋支店の神野善則理事支店長は「地域の中核的な存在である豊田信金とともに、多くの地域関係者の協力を得ながら地域創生の取り組みを加速していく」と語った。