あぶくま信金、恐竜まつり開く 新本店オープン1周年
2025.08.04 09:10
福島県南相馬市で恐竜や化石に触れてみよう――。新本店のグランドオープンから約1年となったあぶくま信用金庫(福島県、太田福裕理事長)は8月2、3日、地域貢献と記念事業の一環として、本店で恐竜まつりを開いた。地域の児童らに、化石や恐竜を通じて学ぶ楽しさを知ってもらう目的。
同信金のほか、本店の建設を手掛けた秀光(川崎市)によるOCEAN project、庄司建設工業(福島県)からなる実行委員会が主催。ティラノサウルスの頭骨のレプリカや実物化石など約50点の展示物を取り寄せ、特別公開した。「地域活性化プロジェクト」として、建設に携わった地元企業もクレーンや小型ショベルを用いた体験ブースを設置し、来場者をにぎわせた。

化石の展示には、長崎市恐竜博物館などが協力。秀光が地域金融機関などと連携して取り組む、地域活性化事業の縁で実現した。
2日間で、近隣小学校の児童やその親など計265人が来場。太田理事長は、「地域の子供たちが笑顔になる良いイベント」と振り返った。

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