あぶくま信金、自転車レースに協力 給水所で選手応援
2025.09.08 07:31
あぶくま信用金庫(福島県、太田福裕理事長)は9月7日、福島県沿岸部の浜通りなどで開催されたロードレース「ツール・ド・ふくしま」の運営に協力した。レースコースの給水や通行止めの立哨に、47人の役職員が参加。ボランティアとして沿道に立ち、選手らに声援を送った。
ツール・ド・ふくしまは、震災後に再建された新たな道路からスタートし、避難解除された帰宅困難区域を駆け抜ける50~140キロ(レース部門)のロードレース。復興が進む福島県の今を国内外へ発信したいという思いで、福島民報社などが主催、県内沿岸部の市町村が共催する。
ボランティア参加した同信金の役職員は、通行止めのポイントで案内にあたったほか、南相馬市や葛尾村の給水所で水やスポーツドリンクを手渡す役割を担った。
太田理事長が協力した葛尾村のポイントでは、約580人の参加者が通過。太田理事長は「頑張って」と参加者を激励しながら、用意された水を選手に手渡した。