広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に

2025.07.29 04:50
経営計画・戦略 リスク管理
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
清宗頭取は、勉強会でALMの歴史を振り返りながら「ALM・スプレッドバンキングの考え方を理解してほしい」と話した(7月1日、ひろぎんホールディングス本社)
清宗頭取は、勉強会でALMの歴史を振り返りながら「ALM・スプレッドバンキングの考え方を理解してほしい」と話した(7月1日、ひろぎんホールディングス本社)
広島銀行は「金利ある世界」の再来で、ALM(資産と負債の総合管理)改革を進めている。2025年度に、本部の営業部門とALM部門でスプレッドや金利変動リスクを意識した収益管理を復活。預貸金利ざやを分解し、各部門の収益責任を明確化した。清宗一男頭取は「ALMが再び脚光を浴びることになってきた」と強調する。
同行は、日本銀行の政策金利が26年...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

人事異動 広島銀行(2025年10月1日)
広島銀、経営管理の意識向上へ 金利環境変化に対応力磨く
具体的な施策を話し合う大久保社長(左奥)と広島銀の本部行員ら(8月8日、ひろぎんホールディングス本社ビル)
広島銀、企業支援で産学官連携 視察団が技術利用探る 
ES技研の施設で製造した水素の活用方法の説明を受けた視察団(7月28日、山口県岩国市)
先輩の学び術 ルーティンを盗め(12) 丁寧な説明へ資格勉強 広島銀呉支店 植松 佑亮さん

関連キーワード

経営計画・戦略 リスク管理

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)