北陸銀、庵頭取が富山大で講義 「SDGsと地域金融機関」説く
2022.01.28 21:49
北陸銀行は1月28日、富山大学経済学部で「金融機関論」の講義を実施した。2021年度最後の講義として庵栄伸頭取が講師として登壇。SDGs(持続可能な開発目標)推進における地域金融機関の役割について解説した。
両者は05年3月に「包括的連携協力に関する覚書」を締結し、その連携事業として05年度から隔年で「金融機関論」を開講。同行の役員や各専門分野の実務担当者が講師を務める。9回目となる21年度は10月から開講し、2~4年生93人が履修登録している。
庵頭取は、社会的に関心が高いSDGsをテーマに講義した。概略を説明した後、大手自動車メーカーが二酸化炭素排出量の削減を取引先に要請した事例をあげて「(企業が)改革を求められつつある」と強調した。また、同行のSDGsへの取り組み、取引先支援なども紹介した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- 盛岡信金、破たん温泉旅館を再生 観光客誘致し地域活性化
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地銀、外貨保険の業績評価変更 手数料重視から脱却 販売目標撤廃も
- 千葉信金千葉駅北口支店、訪問重ね高ロット案件獲得 10億円の融資実行も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- NTTデータ、社長に鈴木副社長 金融畑の知見生かす
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進