高鍋信金、既存口座にも未利用手数料
2022.01.26 21:07高鍋信用金庫(宮崎県、板垣衛理事長)は3月1日、未利用手数料の対象を既存口座に広げる。2021年3月31日以前に開設された口座も加え、2年以上にわたり預入や引き出しがなければ年1320円の手数料を引き落とす。
マネーロンダリング(資金洗浄)対策の一環で、口座の不正利用を防ぐ。残高が10000円以上残っている場合や融資取引、定期預金・投資信託の取り引きがある口座は対象外。同信金は「金融機関としての責務を果たし、お客さまを守ることにつなげたい」としている。
手数料引き落としが発生するのは23年4月以降になる。未利用口座となった段階で通知し、約3カ月経っても取り引きがなければ徴収する。残高が満たない場合は解約する。既に21年4月以降に開設された口座は対象にしている。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に