日銀調査、ESG債「優位性」低下 環境対応〝一般化〟で

2025.06.21 04:45
ESG 気候変動対応
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
ESG(環境・社会・ガバナンス)債市場で発行体が起債メリットを受けにくくなっていることが、日本銀行の定例調査で分かった。気候変動関連の法定開示などにより企業の環境対応が広がり、一般の借り入れ・社債発行に対する優位性が低下したことが主な要因。金利上昇・変動局面に入り、資金調達における機動性の重要度が増したことも背景にある。
日銀が金融機関...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

日銀金沢支店、全体感では「下振れリスクが高い」 9月の金融経済月報
北陸地区の経済概況を説明する大川支店長(奥、9月10日、日銀金沢支店)
マネタリーベース、8月は前年同月比4.1%減 12カ月連続減少
氷見野・日銀副総裁、米関税影響「大きくなる可能性」 不確実性〝引き続き高い〟
債券市場の機能度、2期ぶり改善も〝米関税前〟に距離

関連キーワード

ESG 気候変動対応

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)