日銀調査、ESG債「優位性」低下 環境対応〝一般化〟で

2025.06.21 04:45
ESG 気候変動対応
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ESG(環境・社会・ガバナンス)債市場で発行体が起債メリットを受けにくくなっていることが、日本銀行の定例調査で分かった。気候変動関連の法定開示などにより企業の環境対応が広がり、一般の借り入れ・社債発行に対する優位性が低下したことが主な要因。金利上昇・変動局面に入り、資金調達における機動性の重要度が増したことも背景にある。
日銀が金融機関...

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