南都銀 宮崎県の創薬ベンチャーに出資

2022.01.17 19:34
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南都銀行は1月14日、宮崎県の新規創薬物質の研究開発を行っているベンチャー企業に出資した。


同行の南都キャピタルパートナーズとベンチャーラボインベストメント(東京都)と共同で設立した「ナントCVC2号投資事業有限責任組合(ナントCVC2号ファンド)」が出資するもので、出資先は「ひむかAMファーマ」(宮崎県)。同社は、改良型アドレノメデュリンの新規創薬物質の研究開発を手掛けている。同社の開発する医薬品は潰瘍性大腸炎やクローン病で画期的な治療薬となる可能性を秘めているという。


出資形態は、第三者割当による優先株式の引き受け。投資金額は5000万円。


ナントCVC2号ファンドは2018年10月に設立したもので、出資総額は30億円、存続期間は10年。同行の営業エリアの枠を超え、全国で経済・産業・地域振興に大きく貢献が期待できる創業段階や成長段階の企業を対象としている。

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