「物価の番人」黙考の3年目(上) 〝トランプ難局〟 政策判断に漏れる本音

2025.05.02 04:45
金融政策 金利 物価
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
2025年度に入って間もなく急激に高まった「トランプリスク」。世界一の経済大国が一律的に高関税を課すという、類例に乏しい貿易政策は、金融正常化を進める日本銀行の政策判断を格段に難しくする。国内インフレは日銀の物価安定目標を上回る「2%超」が丸3年となる一方、米国の新政権発の喧騒が世界経済の先行きを曇らす。「極めて低い」金利環境下、先々の国...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

4月の国内銀行・貸出約定平均金利、信金が唯一上昇 2%に迫る
日銀総裁、〝2%目標〟への芽「育ち続けている」 段階的利上げ姿勢継続
講演で物価情勢について語る植田総裁(6月3日、都内、代表撮影)
マネタリーベース、5月は前年同月比3.4%減
日銀、国債購入減額で市場会合「議事」公表 超長期の〝買い方〟工夫も

関連キーワード

金融政策 金利 物価

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)