埼玉りそな銀、埼玉大学で寄付講座 学生のキャリア形成支援
2025.05.01 17:41
埼玉りそな銀行は5月1日、埼玉大学で寄付講座「地域金融×地域創生入門(科目名)」の2回目となる講義を行った。
講座は4月17日に開講し、300人の学生が参加。一講義当たり90分で全15回。7月末まで開かれ、同行をはじめ地元酒造会社や旅行用品メーカーなどが順番で講師を務める。
2回目の講義では同行の福岡聡社長が登壇し、「地域金融機関の役割」をテーマに同行の成り立ちや経営支援といった業務について説明。設立から3周年を迎えた子会社「地域デザインラボさいたま」の取り組みも動画を使って紹介した。学生達は熱心にメモをとり、質疑応答では臨席していた同行役員も答えるなど、和やかに交流を深めた。
本講座は産業連携協定の一環として2008年に始まり、今年で17回目。金融・産業・行政が地域で果たす役割を学び、学生達のキャリア形成を支援する狙い。