鹿児島銀、台湾で地元産品・観光フェア コロナ後見据えPR

2021.12.31 04:50
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鹿児島銀行は1月5日から3日間、台湾の台北市と高雄市で地元産品や観光地をアピールするプロモーション活動を展開する。焼酎など県産品の輸出拡大や新型コロナウイルス終息後の訪日客誘致を目指す。


台湾でPRする「鹿児島フェア」の開催は2回目。台湾南部の高雄市では初めて開く。「コロナ後に鹿児島県が最初の旅行先として選ばれるよう食や豊富な観光地をPRしたい」(地域支援部)という。


初日は同行の台北駐在事務所に現地バイヤー10社程度を招き、焼酎や竹を使った工芸品などを紹介。関心を示すバイヤーには県内企業とのオンライン商談会を設定する。


2、3日目は台北市と高雄市で地元の観光地をプロモーションする。同行と連携協定などを結ぶ出水市や霧島市など8地方自治体が地元の観光地からライブ中継し、台湾の旅行エージェント約30社に魅力を伝える。指宿市は砂蒸し風呂、さつま町は焼酎のお湯割り体験をアピールする。


台湾全土の旅行会社のネットワークを持つ鹿児島市の旅行会社「JJK」社と連携し、旅行商品も企画したい考え。現地の旅行会社が閲覧する地元メディアを通じて、台湾と縁が深いスポットやイベントなども紹介する。

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