北陸労金、22年からLGBTQ対応融資 取り残さない地域社会つくる
2021.12.27 18:53北陸労働金庫(山岸克司理事長)は12月27日、2022年1月からLGBTQ(性的少数者)対応融資の取り扱いを始めると発表した。証明書などの提出を条件に、同性パートナーを戸籍上の夫婦と同様とする。
住宅、自動車、教育ローンなどの証書貸付が対象。「パートナーシップ制度」を導入している自治体の居住者に対しては自治体発行のパートナーシップ証明書、未導入の場合は北陸労金独自の宣誓書および1年以上の同居が確認できる住民票の提出を求める。戸籍上の夫婦と同じように、収入合算の対象範囲とする。
北陸労金では「誰一人取り残さない、安心して生活できる地域社会づくりに貢献していく」との方針。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%