2024年12月末のラップ業務残高、21兆円を突破、勢い衰えず
2025.03.12 16:41
日本投資顧問業協会が3月12日に発表した「契約資産状況」によると、2024年12月末のラップ業務残高は21兆5323億円だった。9月末との比較では1兆2139億円増加(6.0%増)し、過去最高を記録した。
契約件数は176万4822件。9月末との比較では2万8846件の増加(1.7%増)し、こちらも過去最高だった。
一方、ラップ業務の契約件数を規模別に見ると、「1000万円未満」が9月末比0.4%減、「1000万~2000万円未満」が同5.4%増、「2000万~5000万円未満」が同6.3%増、「5000万~1億円未満」が8.9%増、「1億~10億円未満」が同10.8%増、「10億円以上」が同11.0%増で、1億円以上の契約の伸びが目立っている。