名古屋銀、スタートアップ支援 市の「サポーター制度」認定
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名古屋銀行は12月24日、名古屋市らが立ち上げたスタートアップ企業支援に関する「サポーター制度」の認定を受けたと発表した。サポーター企業ごとに支援内容を明確化し、スタートアップ企業との連携を促すための枠組み。東海地区では地域銀行を中心に認定を受ける金融機関が増加する見込みだ。
認定制度は、スタートアップエコシステム拠点都市の事務局を務める名古屋市が運営。積極的な支援を担う企業を認定し、サポーター企業の見える化やサポート内容を明確化する目的で創設した。
同行の認定は11月30日。これまでにもスタートアップ支援に力を注ぎ、地元中小企業とのビジネスマッチングで販路拡大などを支援。さらにスタートアップ支援拠点「なごのキャンパス」での金融よろず相談窓口を通じた事業計画策定や資金調達面でサポートする。
事務局を務める名古屋市では「ビジネスマッチングやメンタリングなど、我々だけではできない成長に必要な支援を補完してもらう」との狙いがある。9月に募集を始め、「金融機関ではメガバンクを含め5~10社の参画を見込んでいる」という。