岩手銀と北日本銀、6社に研究資金800万円を贈呈

2025.02.26 18:23
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受賞記念プレゼンテーションを行うベアレン醸造所の嶌田洋一社長(2月26日、盛岡市産学官連携研究センター)
受賞記念プレゼンテーションを行うベアレン醸造所の嶌田洋一社長(2月26日、盛岡市産学官連携研究センター)

岩手銀行と北日本銀行、岩手大学などの岩手県内研究機関で組織する「いわて産学連携推進協議会(リエゾン-I)は2月26日、盛岡市内で「第22回リエゾン-I研究開発事業化育成資金」の贈呈式を開いた。


6社に対し総額800万円を贈呈。資金は2行が拠出した。2004年からの贈呈金額の累計は128社152件、2億800万円になった。


200万円の資金を受け取ったベアレン醸造所(盛岡市)が、「県産麦芽100%『つなぐビール』の大幅拡大に向けた大麦品種の普及及び品質向上」について、同じくONSSI(岩手県矢巾町)は「膵臓癌に対する世界で初めての作用機序を有する抗体薬物複合体による革新的癌治療薬の開発」についてプレゼンテーションを行った。


岩手銀の岩山徹頭取は「贈呈した資金を使って、地域から全国へ、そして世界へと事業領域を拡大させてほしい」と語った。


リエゾン-Iは、企業が求める技術や商品開発のニーズと大学などが持つ高度な技術研究成果と共同研究をマッチングされることで、中小企業の事業の多角化や新たなビジネス創出を支援する目的で2004年に創設された。

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