百五銀、 工業高校で金融リテラシー講座　 〝もの〟と〝お金〟の流れ交え

百五銀行は12月21日、四日市工業高校で全生徒1千人を対象に「金融リテラシーと〝ものづくり〟講座」を開催した。工業高校の特徴を踏まえ講座は、〝もの〟と〝お金〟の流れを交えながら、生徒が自立するための知識や判断力を身に付けるよう、金融リテラシーを中心に説明した。

講師は、同行営業開発部の行員が務めた。家計管理、生活設計、金融知識などの理解と適切な金融商品の利用選択、外部の知見の適切な活用をテーマに説明した。

工業高校の生徒らの興味を引くよう「自動車などのものづくりにもお金がかかる」「生産を増やすには設備投資で資金が必要」など、随所に「もの」と「お金」の関係性に触れて解説。

講師からは、生徒に「人生の三大費用は何ですか」などの質問を投げかけて参加形式とし、人生100年時代を踏まえた資産形成の重要性も伝えた。