富士信金、 吉原支店をグランドオープン 「債権書類管理室」前倒し設置
2021.12.20 19:34
富士信用金庫(静岡県、浅見祐司理事長)は12月20日、吉原支店(大澤博之支店長=職員16人うち渉外5人)に伝法支店を統合し、グランドオープンした。22年4月には今泉北支店も同店に統合する。
店内は「静岡県福祉のまちづくり条例」に対応したバリアフリー設計で、キッズスペースや多目的トイレを完備した。営業室内には、個室の「相談ルーム」2部屋を設置。投資信託や年金など幅広い相談ニーズに、業務部と連携して対応する。
3階には、2022年度から稼働予定の「債権書類管理室」を前倒しで設置した。庫内の債権書類を一元管理し、営業店の事務負担を軽減する狙い。責任者1人と嘱託職員2人の計3人で運営予定。
同日開催の落成式で、浅見理事長は「生まれ変わった吉原支店とともに、地域の皆さまの課題に誠心誠意尽くしていく」と話した。
建物は、鉄骨造り3階建て。敷地1725・28平方メートル、延べ床1392・01平方メートル。ATM2台、全自動貸金庫137函を設置。19台分の駐車スペースを備える。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- おくやみ 濱詰健二氏が死去 小浜信用金庫理事長
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力
- 中企庁、成長企業の人材課題解決 中小機構が3事業本格化
- 東海東京FHD、地域銀と合弁証券好調 預かり資産3兆円突破