沼津信金、副業人材活用促進セミナー開く
2021.12.17 18:38
沼津信用金庫(静岡県、鈴木俊一理事長)は12月17日、「中小企業の兼業・副業人材活用促進セミナー」を沼津市内の施設で開催した。支店長や渉外職員、取引先など約60人がリアルとオンラインで聴講した。
セミナー冒頭で、鈴木理事長は「兼業・副業の活用は、組織の活性化につながる」と挨拶。第一部では、静岡商工会議所地域人事部の村上孝明部長が登壇し、外部人材活用のメリットやマッチングスキームなどを説明した。
第二部、第三部では、取引先の受注・発注情報を掲載した「ビジネスマッチングガイドブック」を活用して、同信金が仲介した案件を紹介。その後、ビル清掃などを手掛ける「カンザイ」(静岡県)や、大手企業の社員で構成する「それ行けサラリーマン貢献型副業チーム」の関係者などがディスカッションした。
同信金は、取引先企業の人手不足解消に向け、首都圏の副業・兼業人材の活用を推進している。地域創生部は「お客さまの課題解決に向けた選択肢の一つとして、副業人材の活用を提案したい」と話した。