3メガ銀、普通預金金利0.2%に引き上げ 08年11月以来の水準
2025.01.24 18:27
三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の3メガバンクは1月24日、日本銀行が同日の金融政策決定会合で政策金利の追加利上げを決定したことを受け、普通預金金利を年0.10%から年0.20%に引き上げると発表した。普通預金金利が年0.2%の水準を回復するのは2008年11月以来となる。
【関連記事】日銀、再利上げ決定 政策金利0.5%に
改定日は三菱UFJ銀とみずほ銀が3月3日、三井住友銀は3月17日。
このほか、三菱UFJ銀と三井住友銀は短期プライムレートも現行の1.625%から0.25%引き上げて1.875%とする。改定日はそれぞれ3月3日と同17日で、普通預金金利の引き上げと同時。
3メガバンクが普通預金と短プラを引き上げるのは、前回の日銀利上げ後の24年9月以来となる。
今後、地域銀行や信用金庫なども預金金利や短プラレートの引き上げに動くことが予想される。
(みずほ銀と三井住友銀の情報を追加しました。2025年1月24日18:27)
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