鹿児島銀、顧客情報が漏えい 東京海上日動からの出向者が持ち出し

2025.01.16 16:11
事件・不祥事
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鹿児島銀行は1月16日、同行の火災保険契約者情報が東京海上日動火災保険および同社グループ会社に漏えいしていたと発表した。


東京海上日動火災から受け入れた出向者が、損害保険会社のシェア確認や営業活動のために情報を持ち出したとしている。情報の外部流出や二次被害等は確認されていないとしている。


漏えいが確認されたのは、2009年7月~11年7月および15年6月~24年7月にかけての契約者情報で、契約者名、保険金額、保険料、取扱支店名などで、一部の預金・融資先情報も含まれる。個人顧客が約5600先、法人顧客は約3400先。


現時点で外部への流出などは確認されていないという。


同行は対象者に個別連絡を進めるとともに、再発防止策として管理体制の強化を図る考え。

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