西日本シティ銀、NCB音楽祭に1100人招待 オペレッタに歓喜
2021.12.16 12:27
西日本シティ銀行は12月15日、NCB音楽祭2021「オペレッタ メリー・ウィドウ」を開催した。来場者を会場定員の半分以下の1100人余に抑えたが、笑いと感動で大いに盛り上がった。
♪女は誰も男を惑わす 言わねど知る恋心 想う人こそ君よと――。オペレッタとは、オペラの喜劇版。メリー・ウィドウは、パリの某国公使館を舞台に、銀行家の夫を亡くし莫大な遺産を引き継いだ未亡人を射止めようする男たちと、国王の指令を受けパリに嫁ぐことを防がんとする側近たちの物語。そこにパリの伊達男が引き起こす側近の妻との浮気騒動や、パティ―の華やかさが混乱と笑いを誘う。
九州交響楽団が舞台上で演奏するセミステージ形式で、福岡市出身でハンガリー在住の井崎正浩氏が指揮。演出は広渡勲氏が務めた。出演者も主要キャスト以外の歌手、合唱団、ダンサーなどは地元の演者で、半年をかけて準備。フィナーレは、スタンディングオベーションの歓喜で沸いた。
久保田勇夫福岡文化財団理事長(西日本フィナンシャルホールディングス会長)は、「世界で活躍する井崎氏が最初に公演したのがメリー・ウィドウでした。コロナ禍でうっとうしい時期もありましたが、極めて楽しいこのオペレッタを聞いて大いに盛り上がりたい」と挨拶した。
2月28日まで下記より、動画がご覧になれます。
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