JAバンク宮城、投信販売のロープレ大会 取り扱う全7JA参加

2024.11.19 19:00
資産形成 JA
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ロープレ大会で実演するJA古川・西部支店の松本あいさん(右、11月19日、JAビル宮城)
ロープレ大会で実演するJA古川・西部支店の松本あいさん(右、11月19日、JAビル宮城)

農林中央金庫仙台支店と宮城県内10農業協同組合で構成するJAバンク宮城は11月19日、仙台市内で「資産形成・運用ロールプレイング大会」を開催した。投資信託を取り扱う県内全7JAから、販売を担う代表職員7人が参加。参加者と傍聴者、合わせて約50人が出席した。


ロープレ大会は2022年に開始。参加JAは、第1回は3機関、第2回は5機関と徐々に拡大してきた。会場には各JAの関係者が応援、研修機会として駆け付けたほか、投信未取り扱いJAも傍聴。第1回大会後に投信販売を開始したJAもあり、投信販売のスキル定着や機運醸成に寄与している。


参加者は「資産形成・運用ニーズの確認・喚起」をテーマに、少額投資非課税制度(NISA)の説明や顧客アプローチ手法を披露。持ち時間は1人15分で、各JAの推進資材を活用しながら実演した。また、今回初めて顧客役は最低一度、提案を断るシナリオを設定。参加者の切り返し力も測った。


農林中金仙台支店の桑野直彦支店長は開会あいさつで、「JAの強みは、セレクトファンドとして組合員の期待に応えるラインアップ。利用者のニーズに応えるのが一番」とし、参加者の実演に期待を込めた。


参加者1人に贈られる特別実演賞は、JAみやぎ登米・西部迫基幹支店の曽根綾華さんが受賞。審査員を務めた農林中金全共連アセットマネジメントの吉澤清志氏は、「支店に戻られたら、他の職員へもこの経験を伝えて良いサイクルを作っていただきたい」と講評した。

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