三井住友トラストG、調査委員会を設置 インサイダー取引で
2024.11.12 19:29
三井住友トラストグループ(G)は11月12日、三井住友信託銀行の元社員によるインサイダー取引の事実調査に向けて、調査委員会を設置した。発生原因の究明と分析や、再発防止策への提言を委託する。
委員長は元大阪高等検察庁検事長で三井住友トラストG独立社外取締役の榊原一夫氏が務める。合計3人の構成員は全て社外人材で、業務と独立した体制を敷いた。調査期間は現時点で未定とし、元社員以外の類似取引の有無についても調査を行う。
三井住友信託銀は11月1日に本人による自己申告を受けて、管理職だった元社員がインサイダー取引を行っていたと疑われる事態が判明したことを発表。同日付で懲戒解雇処分とした。