新潟信金、ロープレ大会開催 窓口係が提案力競う
2024.11.11 10:25
新潟信用金庫(新潟市、小松茂樹理事長)は11月9日、窓口係の「応対コンクール」を開催した。五つの営業店グループから選ばれた5人が提案力を競った。本部や営業店の役職員約50人が応援に駆け付けた。
テーマは108万円の定期預金が満期を迎える飲食店経営者(50代女性)への資産運用の提案。持ち時間は1人15分。選手は営業統括部の窪田千恵子主任が演じる社長に、投資信託や終身保険をセールスした。商品特性の理解度や、リスクについてしっかり説明できているかが審査のポイントとなった。
小松理事長ら役員の審査の結果、佐藤好美・横門前支店窓口担当が優秀賞に選ばれた。佐藤さんは投信と定期預金を同時に申し込むことで特典が受けられるサービスを提案。相手に信頼してもらうため「声のトーンに強弱をつけて説明した」(佐藤さん)と語った。
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