新潟信金が3連覇 三条信金との投手戦制す、新潟県信金野球大会
2025.06.23 08:30
第72回新潟県信用金庫野球大会(主催・新潟県信用金庫協会=西潟精一会長=三条信用金庫会長)の決勝戦が6月22日、新潟市秋葉区の新津金屋運動広場野球場で開催。新潟信用金庫が三条信金との接戦を2対1で制し、3連覇を果たした。新潟信金は8月に開かれる関東地区大会に出場する予定。
大会はトーナメントによる7回戦方式。5月に、県内全9信金が参加し新潟県長岡市で開かれたが、荒天により準決勝までで中断。会場を新たに確保して、この日の決勝戦となった。
晴天に恵まれた決勝戦は、午前10時の試合開始前から気温30℃超。先行が新潟信金、後攻・三条信金。
1回表、新潟信金はヒットと死球などで無死満塁のチャンス。併殺崩れや相手のエラーも逃さず2点を先制。三条信金は2回裏、連打による無死2・3塁からの適時打で1点を返した。
3回以降、三条信金・阿部宏祐、新潟信金・幸田大和、両投手の制球がさらに安定。走者は出すものの、奪三振や堅守で得点は許さず、最終回まで無得点・2対1のまま両投手が完投。序盤のリードを守り切った新潟信金が優勝を果たした。
表彰は、最高殊勲選手賞が完投勝利の新潟信金・幸田投手。5回裏・三条信金の攻撃で、ライトへのフライを好捕して得点を阻んだ新潟信金・野田和希外野手に優秀選手賞。敢闘賞は、接戦を投げぬいた三条信金・阿部投手へ贈られた。
閉会式で、西潟会長(大会長)は「新潟信金の関東大会での健闘を祈る。雨天の中、球場の整備を続けた長岡信用金庫の皆さんにも感謝したい」と語った。
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