昭和信金、下北沢でバザール 全国10信金が参加

2024.11.11 10:17
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初出展のジャマイカンキッチンのブースを訪れる昭和信金の(左から)寄元理事長と河村章雄専務(11月9日、東京・下北沢駅前)
初出展のジャマイカンキッチンのブースを訪れる昭和信金の(左から)寄元理事長と河村章雄専務(11月9日、東京・下北沢駅前)

昭和信用金庫(東京都、寄元正則理事長)は11月9、10日、世田谷区の下北沢駅前で「シモキタ三ツ星バザール」を開いた。同信金のほか、東京三協信用金庫や千葉県の銚子信用金庫など10信金の取引先が参加。昨年から8ブース増の62ブースが出店し、スイーツや果物など全国各地の特産品を買い求める一般客でにぎわった。


今回は蓄電池をレンタルし、冷凍品の持ち込みを可能にしたほか、飲食コーナーを設けて買った商品をその場で食べられるようにした。また、今年1月の能登半島地震で被災した北陸復興を目的に興能信用金庫(石川県)と高岡信用金庫(富山県)の取引先が参加。能登産のコメや高岡の鋳造技術を生かしたアルミ製食器を販売した。


同駅前の一日平均乗降客数は22万人。出展により多くの消費者に商品を認知してもらうことで売り上げ増加が期待される。当日、初出展した昭和信金の取引先でジャマイカ料理専門店のワン・ラブ・ジャマイカンキッチン(世田谷区)。同国の名物料理のジャークチキンやビールなどを提供した。同店の河合夏美さんは「7月に創業し、新しいお客さまとの出会いにつながれば」と期待を膨らませる。


寄元理事長は「下北沢は若者の街で、多くの人がやってくる。商品販売のほか、マーケティングに生かしていただければ」と話した。

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