兵庫県信組、避難ルート歩いて確認 南海トラフ地震の津波対策訓練

2024.11.05 19:00
災害 防災・復興
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土肥会長(右)らは避難所までのルートを歩いて確認した(11月5日)
土肥会長(右)らは避難所までのルートを歩いて確認した(11月5日)

兵庫県信用組合(神戸市、橋爪秀明理事長)は11月5日、南海トラフ巨大地震が発生した際に想定される津波への対策として徒歩避難の訓練を初めて行った。土肥貴弘会長のほか本部職員11人が、徒歩約10分の距離にある避難所までの最短経路を確認した。


11月5日は国連が定める「世界津波の日」。兵庫県内では津波浸水への対応に15市3町の事業者らが毎年訓練し、同信組も本店と豊岡支店に設けた防水板の作動状況などを確認してきた。8月に南海トラフ地震臨時情報が初めて出されたのを受け、今回は避難経路を確認して備えへの意識を高めた。


訓練は試行的に本部のみで実施し、全9部から職員が参加。普段は使わない非常階段から屋外に出て、避難所の神戸生田中学校まで歩いた。土肥会長は参加者に「実際の避難時に所属部署の職員をここまで誘導するようお願いしたい」と話した。

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