三井住友トラストG、東京都のファンド運営者に選定 循環経済や自然資本を推進
2024.10.30 18:32三井住友トラストグループ(G)は10月30日、傘下の投資会社が東京都の公募する「循環経済・自然資本等推進ファンド」の運営事業者に選定されたことを発表した。ファンドの規模は100億円を目標としており、2024年度内に東京都から30億円規模の出資を受ける。
ファンド運営は三井住友トラスト・インベストメントと、SBIグループの新生企業投資が共同で行う。東京都はファンドを通じて、廃棄物の発生抑止などを目指すサーキュラーエコノミーへの移行促進や、自然生態系の損失を防ぎ、回復させていくネイチャーポジティブの実現を目指している。出資先は原則として大企業を除き、スタートアップ企業を発掘する。