三井住友トラストG、東京都のファンド運営者に選定 循環経済や自然資本を推進
2024.10.30 18:32三井住友トラストグループ(G)は10月30日、傘下の投資会社が東京都の公募する「循環経済・自然資本等推進ファンド」の運営事業者に選定されたことを発表した。ファンドの規模は100億円を目標としており、2024年度内に東京都から30億円規模の出資を受ける。
ファンド運営は三井住友トラスト・インベストメントと、SBIグループの新生企業投資が共同で行う。東京都はファンドを通じて、廃棄物の発生抑止などを目指すサーキュラーエコノミーへの移行促進や、自然生態系の損失を防ぎ、回復させていくネイチャーポジティブの実現を目指している。出資先は原則として大企業を除き、スタートアップ企業を発掘する。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に