静岡県内13金融機関、脱炭素コンソーシアム研修会に参加
2024.10.08 19:13
静岡県内13金融機関は10月8日、「しずおかカーボンニュートラル金融コンソーシアム」の実地研修会に参加した。
温室効果ガス(GHG)算定ツール活用のメリットなどを学ぶために開かれたもので、会長行である静岡銀行を筆頭にコンソーシアムメンバーである4地域銀行と全9信金、地方公共団体ほか、オブザーバー参加の環境省、経産省、東海財務局などから約50人が出席した。
坂東誠・坂東エネルギー・環境研究所代表は中小企業をメインとした「省エネ診断の基本は何か」を解説。高島太郎・常葉大学社会環境学部講師は環境対策をめぐる補助金の制度内容を織り込みながら「温室効果ガス排出削減計画書制度の概要」を説明した。
池島直樹・静岡銀コーポレートサポート部課長は、GHG排出量算定ツールである「しずおかGXサポート」についてレクチャー。静岡銀が実施する①脱炭素ヒアリングにおける県内企業の回答結果②渉外担当者のツール利用につなげるアプローチ手法――などを紹介した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力