北海道信金、清田支店を新築移転 店舗建て替えのモデルに

2024.09.24 19:29
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テープカットに臨む佐藤理事長(中央、9月24日)
テープカットに臨む佐藤理事長(中央、9月24日)

北海道信用金庫(札幌市、佐藤信明理事長)は9月24日、清田支店を新築移転した。店舗の老朽化(築41年)と駐車スペースが3台と手狭だったことから、隣接する北側の土地に建て替えた。


木造平屋建てで、鉄筋・鉄骨造りに比べて着工から建物完成までの二酸化炭素の排出量が相対的に少ないLVL(単板積層材)を建材に採用し、環境に配慮した。書類の保管・管理を同信金「文書管理センター」(北海道小樽市)に集約して書庫を廃止。コンパクトな店舗にし、建設コストを抑えた。


ATM2台、駐車場13台。敷地697.01平方メートル、延べ床268.27平方メートル。


2025年度内に建て替えを予定する北都支店(札幌市)も同様に環境配慮と、コンパクトを追求した店舗にする方針。当日、オープニングセレモニーに臨んだ佐藤理事長は「清田支店を今後の店舗建て替えのモデルケースにしたい」と語った。

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