信金中金、経営者支える”信金”PR 坂口健太郎さん起用の新企画
2024.09.03 14:44
「中小企業の経営者を支える信用金庫業界をPR」――。信金中央金庫は、ウェブムービーで信金界の魅力を伝える企画「SHINKIN Biz Room」を本格稼働する。俳優の坂口健太郎さんが出演するオリジナル動画をテレビCMや交通広告として流す。9月3日は東京都内で、坂口さんを招いて動画の発表会を開いた。

信金中金は2023年9月、信金中金や信金の名称認知を主目的に、坂口さんを起用したテレビCMの放映を開始。今後は、提供するソリューションに焦点を当てて情報発信する。
預貸金業務のイメージが強く残るなか、多様な経営課題を解決できる相談先としての信金をアピールする狙いだ。そのために、販路拡大や事業承継、SDGs(持続可能な開発目標)支援などをテーマにしたドラマ仕立ての動画を5本制作。公式YouTubeチャンネルや特設サイトなどでも順次公開する。

発表会では、信金中金の柴田弘之理事長が、同企画の支配人を務める坂口さんに"支配人証書"を手渡した。柴田理事長は「信金中央金庫と信用金庫が行うさまざまな取り組みを、より多くの方々に知ってもらえるようご協力をお願いしたい」と強調した。
その後は、信金界が中小企業に提供できるノウハウを深掘りするトークセッションを開いた。坂口さんは信金中金と信金について「経営者を裏方として支え、道しるべを示してくれる存在」と話した。

関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁長官に伊藤監督局長 後任に石田総括審議官 局長級以上9人が全員交代
- 横浜銀、分業制でM&A高度化 対応力高め成約3割増
- ふくおかFG、M&Aをビジネスの柱へ 3年後に手数料7割増
- 日銀当座預金、「金利ある世界」で減る地銀 残高動向に業態差
- 証券界、MRFが再注目の兆し 楽天証券は244億円流入
- 金融機関、苦慮する法人口座不正利用 訴訟リスク恐れ尻込みも
- 広島銀、GBA型ファンドラップ商品が好調 残高年100億円増加へ
- 「実績・能力を照らし、ふさわしい」 加藤金融相が金融庁人事でコメント
- あおぞら銀、製販一体でO&D 15人の専門部署設立
- 民間金融機関、口座確認の提携簡素化 7月から新制度始動