川口信金、小学生へ金融教育 9月末までに4校で

2024.08.27 18:21
金融教育
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金子課長代理(奥左)の指導で、人一人が一生にかかる食費3000万円の重さを模擬紙幣で体験する小学生(8月27日、芝樋ノ爪小)
金子課長代理(奥左)の指導で、人一人が一生にかかる食費3000万円の重さを模擬紙幣で体験する小学生(8月27日、芝樋ノ爪小)

川口信用金庫(埼玉県、飯田雅弘理事長)は8月27日~9月末にかけて、埼玉県川口市内の小学校4校で金融教育を実施する。成人年齢が18歳に引き上げられたことやキャッシュレス化が進行するなかで、地域を担う子どもたちに早い段階で基本的な金融知識を学んでもらうのが狙い。


8月27日は市内の芝樋ノ爪小で小学5年生約30人を対象に実施。同信金北浦和支店の金子裕佳課長代理が講師を務めた。同信金と同じく川口市に本店を置く青木信用金庫が製作したテキストを活用。現金の種類、クレジットカードを持てる年齢、人1人が一生にかかる食費など、クイズを交えてお金の使い方や注意点を伝えた。


お金の使い方の演習として、親からもらえる毎月1000円の小遣いから、買いたいもののリストと値段、合計額を書き出し、今月や来月は何を購入するのか、残金がいくら残り、足りない場合はどうするかなど、参加者に考えさせるプログラムも盛り込んだ。


今後は、8月29日に新郷小、9月26日に領家小、9月末までに辻小でも同様の金融教育を実施する。


 

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