東京海上日動、定期健診2次検査受診を勧奨 保険の現物給付として
2024.07.26 15:53
東京海上日動火災保険は7月26日、企業の従業員に対する疾病の早期発見・治療を促進する新商品を開発したと発表した。2021年11月に資本業務提携を結んだバリューHRと連携し、定期健康診断の2次検査受診を勧奨するとともに、オプションで受診した被保険者へ5000円程度の見舞金を支払うプランも用意した。10月1日保険契約開始分として販売する。
新商品の名称は「健康アシスト」。医療機関や健診機関へ幅広いネットワークを有するバリューHRから、2次検査対象者へメールや医療従事者による電話を通じて受診を勧奨する。企業が勧奨に費やすコストを保険金として支払う代わりに、サービスを現物給付する位置付けだ。
主ターゲットは従業員数700人以上の企業。2次検査受診者に見舞金を支払うオプションに加え、全従業員向けの付帯サービスとして将来の生活習慣病リスクを予測するアプリやがん検診の受診をサポートするアプリを提供する。
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