【都市対抗】日本生命、日本通運に惜敗 打線沈黙

2024.07.24 14:50
スポーツ 野球
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試合終了後、応援したファンに一礼する日本生命チーム(7月24日、東京ドーム)
試合終了後、応援したファンに一礼する日本生命チーム(7月24日、東京ドーム)

第95回都市対抗野球大会が7月24日、東京ドームで1回戦が行われ、金融界からは日本生命保険(大阪市)が日本通運(さいたま市)と対戦。4回に1点を取るも相手投手を前に打線が沈黙。1対2で敗れた。


出場チームでは最多となる63回目の出場。今大会は、7年ぶりに近畿第1代表を勝ち取り本戦へ。役職員らで一塁側スタンドは赤く染まった。



先発した山本(7月24日、東京ドーム)
先発した山本(7月24日、東京ドーム)

試合は、日本通運の前田敬太投手(27、専大)が日本生命打線に立ちはだかった。2点差で迎えた4回に松本渉(23、IT推進部、東洋大)のピッチャー強襲ヒットを口火に1アウト2、3塁。竹村陸(26、商品調査G、近大)のセカンドゴロの間に1点返した。投げては、先発の山本隆広(27、支払サービスセンター、関大)、2番手の大宮隆寛(25、補強選手=大阪ガス、東洋大)が2失点で抑え、粘りの投球を見せた。



無失点で抑え、ハイタッチする石伊(左)、大宮のバッテリー(7月24日、東京ドーム)
無失点で抑え、ハイタッチする石伊(左)、大宮のバッテリー(7月24日、東京ドーム)

反撃に出たい日本生命は、7回に立松由宇(25、団体保険G、立正大)、8回に石伊雄太(23、契約保全G、近大工学部)がそれぞれヒット。9回には、竹村が四球で出塁するもあと一本が出ず、3安打で打線が沈黙。第90回大会(2019年)以来の勝利には届かなかった。



8回ウラ、ライトへのヒットで出塁する石伊(7月24日、東京ドーム)
8回ウラ、ライトへのヒットで出塁する石伊(7月24日、東京ドーム)

試合後に梶田茂生監督(56、総務部、筑波大)は、「ロースコアで試合を進めたいなか、前半は我慢して折り返した。同点に追いついていれば」と悔やんだ。2投手をリードした石伊は「(大阪の同僚から)初戦勝ったら次は絶対行くと言われたが勝てずに申し訳ない。(秋の日本選手権に向け)チームもどんどん成長してきている。バッテリーでリズム合わせて日本一を取りたい」と巻き返しを誓った。

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