清水銀、4-9月純利益26%増の24億円 手数料収益が好調
2021.11.12 20:53
清水銀行が11月12日に発表した2021年4-9月期決算は、連結純利益が前年同期比26%増の24億5000万円だった。貸出金利息や役務取引等収益などの増加が寄与した。
単体のコア業務純益は同17.5%増の22億7100万円となった。経費は同1億7600万円少ない71億2900万円と、コロナ禍でイベントなどが中止となり支出が減少した。役務取引等利益は同20%増の17億700万円となった。
同日の会見で岩山靖宏頭取は、「有力企業では設備投資に踏み切る先が出てきた。4月に設置したソリューション営業部が補助金の活用を提案している。そうした活動が資金需要の創出につながっている」と話した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に