MUIC、高齢障害者86%が大阪・関西万博「行きたい」 意向調査

2024.06.28 19:08
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記者会見で高齢障害者の声を紹介するMUIC(6月28日、関西イノベーションセンター会議室)
記者会見で高齢障害者の声を紹介するMUIC(6月28日、関西イノベーションセンター会議室)

三菱UFJ銀行の一般社団法人関西イノベーションセンター(MUIC)は6月28日、2025年大阪・関西万博に関する高齢障害者へのアンケート結果を発表。回答者の8割以上が「万博に行きたい」と答えた。


MUICは、万博を契機とする観光産業の発展を後押ししている。高齢者や障がい者も万博などのイベントに参加できる社会を目指すプロジェクト「LET’S EXPO」の一環で今回のアンケートを実施した。


回答者は、特別養護老人ホームなど全国31施設を利用する60歳以上の要支援・要介護認定者471人。移動の難しさなどを理由にほとんどが「万博会場に行けない」としつつ、86%は「(可能ならば)行きたい」と答えた。


現地に行きやすくなるサービスへの質問には、「休憩スペース」(59%)や「介護士、看護師、医師の会場への配置」(33%)などの回答があった。MUICは調査結果を日本国際博覧会協会と共有し、高齢者や障害者が来場しやすい体制整備を働きかける。


同時に、来場できない人向けに会場の様子を無料で生配信する企画も実施する。介護施設にオンラインツアーを手がける東京トラベルパートナーズ、住友電気工業との3社で準備を進めている。

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