百五銀、4-9月純利益15%増の68億3300万円 手数料収益が拡大

2021.11.09 17:42
決算
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百五銀行が11月9日に発表した2021年4ー9月期決算は、純利益が前年同期比14.7%増の68億3300万円だった。貸出金利息の増加や投資信託手数料などの増加が主因。22年3月通期予想の130億円に対する進捗(しんちょく)率は53%となった。


単体の業務粗利益は同7%増の304億4100万円、経費は同3.2%減の201億200万円。コア業務純益は同37.6%増の102億3400万円となった。


株式等関係損益は1億4100万円減少の10億5100万円。与信関係費用は22億8100万円と13億5300万円増えたが当初想定通りとなった。


同日、会見した伊藤歳恭頭取は、与信費用について「コロナ対応融資のうち6割ぐらいが据え置き3年。今後、1年ぐらいが重要になってくる」との見方を示した。

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