スルガ銀、カウンター「極力省く」次世代型店舗オープン

2021.11.09 04:15
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丸テーブルと椅子3脚の3セットを配した待合スペースは明るく開放的(11月8日、富士吉原支店)
丸テーブルと椅子3脚の3セットを配した待合スペースは明るく開放的(11月8日、富士吉原支店)

スルガ銀行は11月8日、富士吉原支店(鈴木和正支店長以下29人)を次世代型店舗として移転リニューアルオープンした。店内で顧客と行員を隔てるカウンターを「極力」省いたのが特徴。エコガラスの利用など環境にも配慮した。


次世代型店舗は静岡県内で初めての開設となる。同様の店舗は7月に神奈川県の厚木支店をオープンした。


同行では次世代型店舗を「カウンターを極力省き、顧客に寄り添った案内ができるレイアウト」と定義。富士吉原支店はLED照明の設置などエコオフィス化を推進。建築物から発生する環境負荷を評価するCASBEE静岡Aランクを取得している。


オペレーションは入り口でコンシェルジュが顧客を出迎え、連絡を受けたバックオフィスの担当者が応対する。取引内容に応じて、二つのハイカウンター、三つある接客ブース、二つの応接室を使い分ける。


建物は鉄骨造2階建て、延べ床面積870・39平方㍍、ATM2台、駐車場16台。


当日は開店に先立ちオープニングセレモニーを開催した。嵯峨行介社長、鈴木支店長に加え、来賓として小長井義正富士市長と取引先2社の代表者がテープカットを行った。

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