百十四銀、サステナ推進で連携 日本生命と協定締結

2024.06.20 18:38
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協定書を手に持つ森頭取(左)と日本生命の藤本副社長執行役員(6月20日、高松市内)
協定書を手に持つ森頭取(左)と日本生命の藤本副社長執行役員(6月20日、高松市内)

百十四銀行は6月20日、地域のサステナビリティ推進に関するパートナーシップ協定を日本生命保険と結んだ。地域の持続可能性を高めるため、両者が連携して取り組む。日本生命が同様の協定を地域銀行と結ぶのは6行目で、四国地区では初めて。


協定は、地域経済の活性化や豊かな社会・生活の実現など、地域のサステナビリティを推進していくことが目的。両者が持つノウハウやネットワークを相互に有効活用しながら、幅広い領域で協働した施策を実行していく。


例えば、双方のネットワークを生かした商談会やビジネスマッチングを検討。日本生命の本社拠点で香川県の地域産品をPRする物産展の開催も見込む。金融教育の分野でも、日本生命グループが有する金融教育ツール「マスカレ」を活用した取り組みを進める考えだ。


同日に開かれた協定締結式で、日本生命の藤本宣人副社長執行役員は「百十四銀行と手を携え、地域の持続的な発展のために取り組む」とあいさつ。百十四銀の森匡史頭取は「日本生命と連携し、地域経済の発展や豊かな生活の実現に一層貢献していく」と話した。

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