みずほFG、震災復興へ食べて応援 食堂で北陸メニュー提供
2024.05.31 18:19
みずほフィナンシャルグループ(FG)は、5月27日から31日まで本社の食堂で取引先の食材を使ったメニューを提供した。食を通じて、能登半島地震で被災した北陸地区の復興を後押しする狙い。
みずほ銀行の福井支店と金沢支店、富山支店が声掛けして集まった取引先13社の食材を使い、海鮮丼やラーメンなど16種類のメニューを用意。「ゴーゴーカレー」や「氷見うどん」などご当地グルメもメニューに並び、北陸を感じてもらえるよう工夫を凝らした。想定を上回る人気で、5日間で計約6000食を提供した。
二つの本部ビル(丸の内、大手町)にある食堂は、一日にみずほグループ社員約5000人が利用している。今回、「北陸応援フェア」と銘打って、本社の喫茶室で北陸地区の特産品を並べた物産展も開催し、多くの社員が足を運んだ。
企画者の一人であるみずほ銀福井支店の石井秀史支店長は「北陸を盛り上げるこの取り組みは、お取引先からかなり好評」と述べる。北陸新幹線の延伸もあり、みずほFGは観光需要の喚起につながることも期待している。
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