前橋財務事務所、1億円の重さ疑似体験 JRイベント出展
2024.05.27 11:53
関東財務局前橋財務事務所(越湖建二所長)は5月25日、JR東日本高崎支社が前橋駅で開催したイベントにブースを出展し、お金に関する展示を行うなど地域のにぎわい創出に一役買った。
同財務事務所は、前橋税務署、東京税関前橋出張所と二つのブースを設置。財務事務所からは職員5人が来場者に対応し、重さ約10キロ・1億円(レプリカ)の重さを来場者に疑似体験してもらう催しなどを行った。ブースには、鉄道開業150周年記念貨幣や新幹線開業50周年貨幣などの展示もあり、鉄道ファンの関心を引いた。
会場には親子連れの来場者も多く、総務課企画係の東田大樹係長は1000万円の紙幣のレプリカを男の子に手渡し。東田係長は「男の子はうれしそうだった」と話した。

この地域連携イベントでは、発車ベルを鳴らす体験や鉄道模型の展示など鉄道に親しむことができる。今回は「前橋駅×台湾フェア」として、前橋市出身で台湾統治下最後の台南市市長、羽鳥又男氏と台湾の医療水準向上に貢献した羽鳥重郎氏の功績紹介とともに台湾料理などを味わえる企画となった。同財務事務所の出展協力は2023年9月の「まえきフェス」に続き2回目。
JR東日本高崎支社では今後も前橋駅でのイベントを検討中で、前橋財務事務所では「機会が合えば参加したい」(総務課)としている。