中国銀、プラチナくるみんプラス取得 中国地区金融機関で初
2024.05.10 10:13中国銀行は、中国地区の地域金融機関で初めて「プラチナくるみんプラス」の認定を受けた。5月9日の認定通知書交付式に加藤貞則頭取が出席した。認定日は4月18日。
同行は2021年4月に「キャリアデザイン休職制度」を創設し、働きやすい職場づくりを推進してきた。同制度では、不妊治療が目的の場合、6カ月以上1年以内の期間で休職が可能だ。同行によると、「不妊治療などに悩む行員からの相談は多く、これまでに行員2人が制度を利用している」という。
今回の認定では、3月にこれまで勤続年数3年以上の正社員に限定していたキャリアデザイン休職制度の対象者をパートや嘱託社員にも拡大したことに加え、不妊治療と仕事との両立に悩む行員を支援するため、男女1人ずつの担当者を配置した専門の相談窓口を設置したことなどが評価された。
9日の交付式で、加藤頭取は「今後も不妊治療と仕事の両立を支援し、長く継続的に勤務できる職場を作っていきたい」と強調した。
プラチナくるみんプラスは、不妊治療と仕事の両立に向けた職場環境整備に取り組み、休暇制度の充実など一定の要件を満たした企業が認定される。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域銀、電子メール運用見直し 業務・セキュリティー改善で
- 金融界で内定式、みずほFGは1040人参加 採用早期化で1年超の連絡も
- 3メガ銀、新卒内定者2割増 三井住友、DX人材2.6倍増
- 地銀、サステナ預金拡大へ 「金利ある世界」で商品差別化
- 信金、定期性預金減に歯止め 増加すれば17年2月以来
- みずほ銀、みずほR&Tを吸収合併 26年めどIT強化で
- 信金中金、自信金の魅力発見を支援 関東地区にプログラム提供
- 金融系VC、アーリー期から投融資 新興企業の高い成長 後押し
- 三井住友信託銀、新型金銭信託「フューチャートラスト」取扱い 5年で残高1兆円目標に
- 静岡銀呉服町支店、5カ月で融資100億円実行 再生柱に存在感高める