講演で「自然利子率」を試算する難しさを強調する植田総裁(5月8日、都内)
日本銀行の植田和男総裁は5月8日、都内での講演で、経済を冷ましも温めもしない水準を示す「自然利子率(中立的な実質金利)」に触れ、足元の金融環境が「どの程度、緩和的であるのかを端的に示すことは困難」との認識を語った。
植田総裁は、短期金利の誘導を主軸とする〝普通の金融政策〟に基づいて、最適な金融環境を追求していく際の課題として「金融緩和度...
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