福岡信金、100周年ロゴ制作開始 九産大生からアイデア募る
2024.04.15 18:47
福岡信用金庫(福岡市、安部文仁理事長)は、2025年1月に創立100周年を迎えるにあたり、九州産業大学の学生と連携して記念ロゴを制作する。学生は24年度前期の授業を通じてロゴデザインを検討。提出されたアイデアの中から同信金が選定する。
ロゴデザインは、芸術学部ビジュアルデザイン学科の柴村毅彦教授が担当する「グラフィックデザイン演習Ⅳ」の中で制作。同科目を受講する学生約30人に各自デザイン案を提出してもらい、同信金の審査を経て9月までに決定する予定。記念ロゴはポスターやチラシ、名刺などに印刷する。
4月15日に行われた講義には、同信金の100周年記念プロジェクトメンバーが参加。経営理念やコーポレートカラー、100周年への思いを説明した。同大学3年生の嶋田ももさんは「地域とのつながりを大切にしていることがわかった。持っている技術を最大限に生かして、100周年をアピールするロゴをつくりたい」と意気込みを語った。
業務部の片渕智実代理は「若者に当金庫を知ってほしいという思いもあり依頼した。ぜひ斬新なデザインを提案してほしい」と期待を寄せる。