肥後銀、熊本大学図書館の命名権取得 100周年事業で

2024.04.01 19:16
社会・地域貢献 周年
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記念式典に参加した(左から3番目)小川学長と笠原頭取ら(4月1日、熊本大黒髪北キャンパス)
記念式典に参加した小川学長(左から3人目)と笠原頭取(同4人目、4月1日、熊本大黒髪北キャンパス)

肥後銀行は、熊本大学黒髪北キャンパス附属図書館中央館のネーミングライツ(命名権)を取得した。愛称は「ひご未来図書館」で、期間は4月1日から27年3月末まで。2025年に迎える創立100周年記念事業の一環で、地域活性化に寄与する。


熊本大が教育研究の向上を目的に、大学施設などの命名権を募集していた。学生や地域住民の利用が多いことや知識の集積ができることから、ネーミングライツ取得を決めた。愛称は若手行員から募り、「躍進する未来を作り上げていこう」との思いを込めた。


学生がディスカッションなどで利用するラーニングコモンズ(アクティブエリア)にも「HigoBank Learning Commons」と名付けた。


4月1日、同大で開かれた記念式典で笠原慶久頭取は、「学生や地域のみなさんに愛される図書館になってほしい」と期待を込めた。小川久雄学長は、「地域のみなさんに親しんでいただき、ネーミングライツを通じて交流が深まることを期待する」と挨拶した。


同行が施設の命名権を取得するのは初めて。今後、図書館を利用して郷土史や金融などのセミナーを実施することを検討している。

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