さわやか信金、大田区と包括連携 産業振興などで協力

2024.03.28 18:10
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包括連携協定を締結した(左から)大田区の鈴木区長とさわやか信金の篠理事長(3月28日、大田区役所)
包括連携協定を締結した(左から)大田区の鈴木区長とさわやか信金の篠理事長(3月28日、大田区役所)

さわやか信用金庫(東京都、篠啓友理事長)は3月28日、東京都大田区と包括連携協定を締結した。ものづくりやスタートアップ支援などの産業振興や観光、SDGs など多方面で連携し、同区の活性化を後押しする。


同信金にとって同区は本部と18拠点(16支店、2出張所)を置く主要営業エリア。今後、区内事業者の金融支援に加え、区政情報の発信やPR、SDGsの推進に取り組む。


4月から同金庫職員が大田区産業振興協会に1人常駐。夏頃からは、同区の創業支援拠点「六郷ベース」に定期的に職員を派遣し、補助金申請やマッチングを支援する。区内の店舗に専用ラックを設け区政の情報発信を行う。


当日、同区役所で開催した締結式で篠理事長は、「(大田区には)当金庫が開催する物産展の会場をお貸し頂くなど、様々な機会でお世話になっている。今回の協定締結を機にさらなる連携強化を図りたい」と挨拶。鈴木晶雅区長は同信金に対し、「ものづくりをしたい人と製造業をつなぐプラットフォームの構築に尽力いただいた。信金ならではの細やかな取り組みを期待している」と強調した。

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