枚方信金、「先生」と呼ばれ職員のやりがい 内閣府から表彰を市に報告
2024.03.25 20:49![宮本市長(左から3人目)と一緒に賞状を持つ吉野理事長(同4人目)、大川洋司専務(同5人目、3月25日、門真市役所)](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/HirakataKadoma240325.webp)
地域の子供たちから「先生」と呼ばれることが職員の「やりがい」だ。支店のフリースペースを「宿題カフェ」として開放する枚方信用金庫(大阪府)の取り組みが内閣府から表彰された。吉野敬昌理事長は3月25日、包括提携先の宮本一孝門真市長に報告した。
内閣府は3月14日、枚方信金を地方創生につながる優れた取り組み事例として表彰。今回で4回目となり、当日は自見英子地方創生相から直接表彰状を手渡された。
表彰の対象は同市と非営利団体から店舗スペースの提供依頼を受け開設した「宿題カフェ」と「子どもTERRACE」の取り組み。門真市内の門真東支店は会議室を週3回、同じく大和田支店は1階のフリースペースを週1回開放している。
報告会で吉野理事長は「支店の職員は子供たちから『先生』と呼ばれ、やりがいを感じている」と話した。宮本市長は「協力に感謝している」と述べ、記念品を授与した。
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