大分銀、高橋専務が新トップに 後藤頭取は会長
2024.03.25 16:22![握手を交わす後藤新会長(左)と高橋新頭取(3月25日、大分銀本店)](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0610.webp)
大分銀行は3月25日、同日開催の取締役会で高橋靖英専務(61)が頭取に就任する人事を決めた。後藤富一郎頭取(68)は代表権を持つ会長に就く。トップ交代は8年ぶりで、就任日はいずれも6月20日(定時株主総会後)。2024年度にスタートする新中期経営計画とあわせ、後任にかじ取りを託す。
高橋氏は3カ店の支店長を経験後、営業企画部長や総合企画部長、収益管理室長などを務め、「エネルギッシュで深い知見を持つ」(後藤氏)オールラウンダー。今後は「顧客との信頼関係をさらに積み重ね、地域を支えていく“ド地銀”を目指す。新中計の展開などを通じ、顧客に提供する付加価値の質と量を高めていきたい」と抱負を述べた。
後藤氏は16年4月に頭取に就任。在任中は、野村証券との金融商品仲介業務(23年3月~)をスタートしたほか、現中計では「連結当期純利益」「1人あたりコア業務純益」などの主要目標の達成にめどを付けた。
高橋 靖英氏(たかはし・やすひで) 大分県出身、61歳。85年神戸大卒、入行、えのくま、博多各支店長、営業企画、営業戦略各部長などを経て、15年執行役員、17年6月取締役、19年6月常務取締役、21年6月代表取締役専務取締役。
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