枚方信金、観光誘客へ150万円寄付 応援商品で募集
2024.03.22 18:15
枚方信用金庫(枚方市、吉野敬昌理事長)は3月22日、枚方市から感謝状を受け取った。2025年大阪・関西万博を契機とした地元への観光誘客に協力し、市に150万円を寄付したため。
市は万博来場者を呼び込む施策「ひらかた万博」を22年度から進めている。同信金が発案し、枚方と大阪・関西万博会場の夢洲(ゆめしま)、京都府を結ぶ観光船事業の活性化などを担当するなか、今回の寄付で資金支援もした。
寄付金は、ひらかた万博を応援する定期預金で集まった300億円(1万1839件)の0.005%にあたる。5年もので店頭金利に0.3%上乗せするなどの特典が好評で、23年6月の取り扱い開始から半年で募集額に達した。
吉野理事長は「チラシのQRコードでひらかた万博を紹介し、応援団を作る意味で募集活動をしてきた」と話す。市は寄付金を、市内周遊のモデルツアー実施やPR動画作成に使う。